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5月, 2020の投稿を表示しています

ミュンヘンのレジデンツ〜博物館 Residenz in Munich: Residenzmuseum

ミュンヘンのレジデンツは、かなり大きな建物だが、街中にあることもあり、パリのベルサイユ宮殿や、ウィーンのハプスブルグ宮殿に比べると、ややこじんまりとした印象だ。 The Residenz in Munich is a rather large building, but it is located in the city, so it has a slightly smaller impression than the Versailles Palace in Paris or the Hapsburg Palace in Vienna. しかし、内部の装飾や、王族が使っていた家具や調度品などを見ていくと、その絢爛豪華な暮らしぶりが容易に想像できる。 However, when you look at the interior decorations and the furniture and furnishings used by the royal family, you can easily imagine their gorgeous living. 特に、天井の装飾が実に素晴らしく、何度も何度も上を見上げてため息をついた。 In particular, the decoration on the ceiling was so wonderful that I looked up again and again and sighed. レジデンツの中には、巨大な教会もあった。 There was a huge church in the Residenz. このレジデンツの中をめぐりながら、バイエルンの歴史について思いを馳せてきた。 ルードヴィヒ2世については、ノイシュヴァンシュタイン城で取り上げてみたい。 I have been thinking about the history of Bavaria as I wander through this residence. About Ludwig II, I would like to take up it at Neuschwanstein Castle. ルードヴィヒ2世の死後、その弟のオットー1世が後を継い...

ミュンヘンのレジデンツ〜アンティクヴァリウム Residenz in Munich: Antiquarium

レジデンツの中を巡っていると、突然大きな回廊に遭遇した。 アンティクヴァリウムと呼ばれていて、ルネサンス様式の華麗な天井がずっと向こうの方まで続いている。 While traveling around the Residenz, I suddenly encountered a large corridor. It is called the Antique Valium and has a magnificent Renaissance-style ceiling that extends all the way over. ヴィッテルスバッハ家は、12世期からこのバイエルンの地を収めてきたが、ずっと公国という位置付けだった。 それが、1806年にナポレオンによって王国に格上げされて、それまでのバイエルン選帝侯マクシミリアン4世は、改めてバイエルン王マクシミリアン1世として即位した。 バイエルンは、隣国で長く対立してきたハプスブルグ家オーストリアに対抗するため、親フランス政策をとっており、それが功を奏した形になった。 The Wittelsbach family has been a part of the Bavarian land since the 12th century, but it has always been a Principality. It was upgraded to the kingdom by Napoleon in 1806, and the former Bavarian elector, Maximilian IV, reigned as the Bavarian king Maximilian I. Bayern had a pro-French policy to counter the long-held opposition in the neighboring country, the Austrian Habsburgs, and that proved successful. マクシミリアン1世を継いだルードヴィッヒ1世は、フランスのストラスブールで生まれ、名付け親はフランスのルイ16世だったため、名前もルイのドイツ語読みのルードヴィヒになった。 ル...

ミュンヘンのレジデンツ〜宝物館 Residenz in Munich: Schatzkammer

レジテンツの中にある宝物館には、代々のヴィッテルスバッハ家の人々が作らせた、キンキラキンの宝物の数々が展示されている。 The Treasure Museum in the Residenz exhibits the treasures of the gold created by the Wittelsbach family of generations. 1314年にヴィッテルスバッハ家のルードヴィッヒ4世が、神聖ローマ皇帝になると、ミュンヘンはますます発展して、中世の最盛期を迎えた。 この時代には、ミュンヘンの街には多くのゴシック建築の建物が建てられた。 ルードヴィッヒ4世は、ハプスブルグ家のフリードリヒ3世と皇帝の座を巡り対立して戦争に発展。フリードリヒ3世を捕らえて、両者の間に妥協が成立した。 When Ludwig IV of the Wittelsbach family became the emperor of the Holy Romans in 1314, Munich grew even more and reached the heyday of the Middle Ages. During this period, many Gothic buildings were built in the city of Munich. Ludwig IV developed into a war by confronting Friedrich III of the Habsburgs over the throne of the Emperor. By capturing Friedrich III, a compromise was established between the two. 当時はローマ法王がアヴィニョンに囚われていた時代で、ルードヴィッヒ4世はローマに対立教皇を立ててが、周囲から反発を招き、その死後の混乱でヴィッテルスバッハ家は多くの領土を失ってしまう。 At that time, when the Pope was trapped in Avignon, Ludwig IV established a confrontational pope in Rome, but ...

ミュンヘンのレジデンツ〜祖先画ギャラリー Residenz in Munich: Ahnengalerie

レジデンツの中は、4つの博物館と劇場などで構成されている。 どの国の宮殿もそうだが、このミュンヘンのレジデンツも同様で、広大な館内をゆっくりと見て回るには、ゆうに半日は必要だ。 ブラブラと歩きながら、興味がある場所で立ち止まる、という感じで見学した。 The Residenz consists of four museums and theaters. Like any palace in any country, this Residenz in Munich also takes half a day to explore the vast interiors. While walking around, I observed that I would stop at an interesting place. このレジデンツは、バイエルンを長年に渡り支配したヴィッテルスバッハ家の宮殿。 煌びやかな祖先画ギャラリーには、そうした代々のヴィッテルスバッハ家の人々の肖像画が飾られている。 The Residenz is the palace of the Wittelsbach family, who ruled Bavaria for many years. The brilliant ancestor gallery is adorned with portraits of those generations of the Wittelsbach family. ミュンヘンの街は、ヴィッテルスバッハ家ではなく、ザクセンも統治していたハインリッヒ獅子大公によって、塩の交易の中継地として整備されて発展した。 現在のカールス門からマリエン広場を経てイーザル門に続く道が、その塩の交易路だった。 The city of Munich was developed and developed by the Grand Prince of the Heinrich Lion, who also ruled Saxony, not the Wittelsbach family, as a relay point for salt trade. The road from the cur...

ミュンヘンのマックス・ヨーゼフ広場 Max Josef Platz in Munich

マリエン広場から北に少し歩くと、マックス・ヨーゼフ広場が見えてくる。 A short walk north of Marienplatz reveals Max Josef Square. 広場の中央には、マックス・ヨーゼフの大きな銅像が立っている。 マックス・ヨーゼフは、別名マキシミリアン1世で、バイエルンが選帝侯領から王国になった時の初代バイエルン王。 現在でも、バイエルンの人々からは、ルードヴィッヒ2世とともに深く愛されているという。 ちなみに、マックス・ヨーゼフはルードヴィッヒ2世の曽祖父になる。 そのマックス・ヨーゼフ像の左手に見えるのが、代々のバイエルンの領主が暮らした宮殿、レジデンツ。 In the center of the square is a large statue of Max Joseph. Max Joseph, also known as Maximilian I, was the first Bavarian king when Bayern became a kingdom from the elected territory. Even today, the people of Bavaria are deeply loved with Ludwig II. By the way, Max Joseph was the great-grandfather of Ludwig II. To the left of the statue of Max Josef is the Residenz, a palace where the lords of Bavarian generations lived. そして、マックス・ヨーゼフ像の右手に見えるギリシャ風の建物は、バイエルン州立歌劇場になる。 The Greek-style building on the right side of the Max Josef statue becomes the Bavarian State Opera. イタリアのフィレンツェを訪れたことがある人なら、この建物を見て”おや?”と思うかもしれない。 これはルネサン...

ミュンヘンのマリエン広場と新市庁舎 Marienplatz and Neues Rathaus in Munich

ミュンヘンの旧市街の中心に、マリエン広場がある。 というより、このマリエン広場を中心に、ミュンヘンの街があると言った方がいいかもしれない。 Marienplatz is in the center of Munich's old town. Rather, it might be better to say that the city of Munich is centered around the Marienplatz. マリエン広場には、巨大な新市庁舎の建物が立っている。 1867年から1909年にかけて40年以上にわたって作られたネオゴシック形式の建物。 中央の塔には、ドイツで最大の仕掛け時計があり、その仕掛けが動く時間には、広場にたくさんの人が集まってくる。 仕掛けは、1568年のバイエルン大公の結婚式の祝祭の様子を再現しているという。 In Marienplatz stands a huge new town hall building. A neo-Gothic building built over 40 years from 1867 to 1909. The central tower has the largest clockwork in Germany, and many people gather in the square when the clockwork moves. The device reproduces the state of the 1568 Grand Bavarian wedding celebration. 建物の正面から右手には、いかにもゴシックらしい張り出し部分がある。 From the front of the building to the right, there is a Gothic overhang. 新市庁舎の建物の近くによって見ると、100年の歴史が感じられる。 新という名前は、現代から見ると少し違和感を感じるが、ミュンヘンの長い歴史から見れば、つい最近できた市庁舎ということになるのだろう。 Looking near the new city hall building, you...

ミュンヘンの聖霊教会とペーター教会 HeiliggeistKirche and Peterkirche in Munich

ミュンヘンの中心部、マリエン広場のすぐ近くに聖霊教会がある。 1727年にアザム兄弟によって建てられたバロック様式の教会だ。 The Church of the Holy Spirit in the center of Munich, right next to Marienplatz. Baroque church built by the Asam brothers in 1727. 内部は白を基調としているが、中央奥の装飾はバロック調。 The interior is based on white, but the decoration in the center is baroque. 色鮮やかな天井画も美しい。 The colorful ceiling paintings are also beautiful. 聖霊教会のすぐ隣には、ペーター教会がある。 この教会は、11世紀前半から存在する、ミュンヘンでは最も古い教会。 Right next to the Church of the Holy Spirit is the Church of Peter. This church is the oldest church in Munich that has existed since the first half of the 11th century. この日は、残念ながら中に入ることはできなかった。 Unfortunately, I was not able to go inside on this day. (Translated by Google Translate)

ミュンヘンのフラウエン教会 Frauenkirche in Munich

フラウエン教会は、ミュンヘンの街を象徴する建物。 ミュンヘンの街を紹介する写真には、必ずと言っていいほどこの教会の100メートルと99メートルの2つの巨大な塔が写っている。 この教会の周囲には大きな広場がなく、通りも狭いので、教会の近くからはその全体像を捉えることはできない。 The Frauenkirche is a building that symbolizes the city of Munich. The pictures of the city of Munich always show two huge towers of 100 meters and 99 meters of this church. There is no large square around this church and the streets are narrow, so it is impossible to get a complete picture from near the church. 中に入ると、白い柱と高い天井が信者を出迎える。信仰の森に入ってきたような気分だ。 As you enter, the white pillars and high ceiling welcome the believers. I feel like I have entered the forest of faith. この教会は、1468年から1488年にかけて建築された。 ドイツの後期ゴシックを代表する建築になっている。 The church was built between 1468 and 1488. It is an architecture that represents the late Gothic period of Germany. 白い壁に、十字架を背負ってゴルゴダの丘に向かうイエス・キリストの姿が描かれている。 一番したの部分には、髑髏と時計、砂時計が置かれていて、いわゆる、メメント・モリ(死を想え)の思想が表現されている。 On the white wall is the figure of Jesus Christ carrying a cross on the hi...

ミュンヘンのミヒャエル教会 Michael Church in Munich

カールス門をくぐり、ノイハウザー通りを瞬く歩いていくと、左手に大きな教会が見えてくる。 白いファサードが印象的な、ミヒャエル教会だ。 Walk past the Karls Gate and walk for a moment along Neuhauser Str., Where you will see a large church on your left. It is the church of Michael with a striking white facade. 教会の正面には、悪魔を対峙する聖ミカエルの彫像が置かれている。 なんだか、日本の四天王像のようだ。 In front of the church is a statue of Saint Michael confronting the devil. It looks like a Japanese statue of Shitenno. この教会は1583年から建設が始まり、1597年に完成した。 アルプスより北では最大のドームを持つ、ルネサンス様式の教会だという。 Construction of the church began in 1583 and was completed in 1597. It is a Renaissance church with the largest dome north of the Alps. 中央奥の祭壇には、十字架のキリスト像の上に、巨大な聖ミカエルの絵が飾られている。 On the altar in the center of the center, a huge picture of St. Michael is displayed on the cross of Christ. この教会の地下は、バイエルン地方を支配したヴィッテルスバッハ家の墓所になっている。 ルキノ・ヴィスコンティの映画で一躍有名になった、ルードヴィヒ2世の墓もここにある。 階段を降りると、壮麗な教会の雰囲気から一変し、厳粛で静謐な雰囲気に変わる。地下ということもあってか、ひんやりとした空気感になる。 大きな石の棺がいくつ並んでいる。ルード...