ボーデ美術館も含めて、ベルリンの美術館は、第2次世界大戦の混乱の中で、多くの美術品を失った。 連合軍の爆撃で破壊されたものもあれば、その後の占領期間中に持ち去られたものもある。 持ち去られた美術品の多くは、その後、ドイツに返還されたが、一部は、今も戻ってきていない。 そうした失われた美術品が、当時の写真によって、ボーデ美術館の一角で、展示会が行われていた。 美術の歴史は、富と欲望、戦争と略奪の歴史でもある、ということが、そうした展示からひしひしと伝わってくる。 Including the Bode Art Museum, the Berlin Museum of Art lost a lot of artworks during the Second World War turmoil. Some were destroyed by Allied bombing, others were carried away during the subsequent occupation period. Many of the artifacts taken away were then returned to Germany, but some have not returned. Such lost art pieces were exhibited at the corner of the Bodi Museum of Art by the photographs at the time. The history of art is transmitted from such an exhibition as being a history of wealth and desire, war and plundering. ボーデ美術館は、ビザンチン美術においても、豊富なコレクションを誇っている。 12世紀にコンスタンチノープルで作られた、キリスト像のイコン。細かいモザイクで、威厳ある表情が、実に見事に表現されている。 The Bode Art Museum boasts a rich collection in Byzantine art as well. An
2015年9月にドイツのベルリン、ミュンヘン、ライプツィヒ、ダッハウ、フィッセンなどを訪れた時の写真と記憶。Photos and memories of visiting Berlin, Munich, Leipzig, Dachau, Fissen in Germany in September 2015.