ユダヤ博物館に入るには厳しいセキュリティ・チェックを受ける必要がある。 これほど厳しいチェックは、これまでどの国の美術館でも経験したことがなく、この美術館の存在が意味するものを、些かながらも感じることができた。 To enter the Jewish Museum, you need to undergo a strict security check. I have never experienced such a strict check at any museum in any country, and I was able to feel the implications of the existence of this museum, albeit a little. 博物館の入り口はバロック調の建物だが、そこから右手にあるリベスキンド設計の新館の展示スペースに入っていく。 建物は鋭角に曲がっている構成なので、中に入っても、展示スペースは細かく分かれていて、前方を見渡すことができず、迷路の中を進んでいるようだ。 The entrance to the museum is a baroque building, and from there you enter the exhibition space of the new Libeskind designed building on the right. Since the building is bent at an acute angle, even if you go inside, the exhibition space is divided into small parts, and you can't look ahead. 広大な展示スペースは、いくつかのテーマに分かれている。 中世から近代にかけてのユダ人居住区、アシュケナージ。フランクフルト、プラハなどのヨーロッパの主要な都市におけるユダヤ人の暮らし。ユダヤの女性たち、18世期のユダヤ人哲学者モーゼス・メンデルスゾーンについて、などなど。 所々、壁の真ん中を切り裂くように外光を取り入れる窓がある。 The vast exhibiti
2015年9月にドイツのベルリン、ミュンヘン、ライプツィヒ、ダッハウ、フィッセンなどを訪れた時の写真と記憶。Photos and memories of visiting Berlin, Munich, Leipzig, Dachau, Fissen in Germany in September 2015.